こんばんは歌舞伎町の☆です。
僕の数ある大好物の中の一つ、「香港アクション映画」界の重鎮、
サモ・ハンが約20年ぶりにメガホンをとった新作が5月27日に日本で公開になります。
邦題は。。。
「おじいちゃんはデブゴン」
ってなんでもデブゴンつけりゃOK感がすごいね(笑)
セガールの主演作の邦題に「沈黙の」をつけるような感じで、
じつに清々しいですね。
記事によるともう1作サモ・ハンが出演する「コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝」という作品も、
6月10日に日本公開するということなんですが、僕は断然デブゴン推し!
なぜかというと、共演者がなんてたって豪華!
ハリウッド映画「グレートウォール」にも出演しているアンディ・ラウ。
そして
ユン・ピョウ(元 彪)
とどめが
ユン・ワー(元 華)
映画「サイクロンZ」より
僕はこのユン・ワーが大好きで、特にサイクロンZの悪役は最高です。
霊幻道士では最強のキョンシーを演じ、ラム・チェンイン演じる道士との決戦はいまみてもすんごいアクションです。
ユン・ワーは80年代ごろまで、香港一のスタント王と知られ、
あのジャッキー・チェンも認める身体能力と、難しいスタントを引き受ける度胸の高さから、
ブルース・リーに気に入られ、「燃えよドラゴン」などでも、多くのスタントや李先生の吹き替えしています。
オハラにサマーソルトキックをかます李先生(ユン・ワー)
この他にもバック宙や首跳ね起きのアクションはすべて、ユン・ワーが吹き替えています。
ジャッキーとユン・ワー
監督・主演のサモ・ハン、共演者のユン・ピョウとユン・ワー。
そしてジャッキーにはある共通点があります。
それは同じ学校の卒業生ということなんですが、普通の学校ではなく、
京劇専門の学校で、しかもその中でも京劇子役のエリート集団「七小福」の出身者ということなんです。
この元(ユン)というのは、この七小福のメンバーの共通の芸名で、
ユン・ワーなどは映画界に進出した後でもそのまま使用したんですね。
ちなみにサモ・ハンは
元龍(ユン・ロン)
ジャッキーは
元樓(ユン・ロウ)
という芸名でした。
サモ・ハンたちは幼い頃から京劇の為のアクロバットや演武などを徹底的に学んでいたので、
みんな芸達者で、西洋のアクション俳優とは一味違う魅力があるんですね~。
(ラム・チェンインも京劇出身者です。)
ただしこの世代以降の俳優さんは京劇を学んでいない人がほとんどなので、
伝統的な映画やカンフー映画などを、演じられる人が少なくなっているのではないかと思っています。
日本の時代劇と似たような状況ですかね。。
サモ・ハンをはじめ、香港アクション映画でもう一花咲かせて欲しいですね!
楽しみです♪
ユン・ピョウの娘さんの結婚式にて