我々は萌え要素と呼びます。

お久しぶりです。
高間です。

いわゆるオタク文化でよく言われる「萌え」とは一体何なのか・・・。
わたしたちはごく一般的に「これ萌えるわー!」とか使っているが、いざその感情がいったいなんなのかよくわかっていない。
その答えに近いのが、美水かがみ先生原作の漫画『らき☆すた』の第2巻P104 「十人十色」 にて、以下のように描かれている。

つかさ「ねぇ、こなちゃん。萌えってなぁに?」

こなた「ん~~~、改まって聞かれるとな~。好きってことの感情表現には違いないんだけど、私も詳しくはわかんないなーーーー。」

かがみ「なによあんた、よく知らないで使ってるわけ?」

こなた「ニュアンスで通じ合えるからいいんだよ。とりあえず、この単語を自然にとらえてる人がオタクじゃないか、というのが私の意見。認識うすかったり、猛烈に反発するのが一般人。」

かがみ「ホントどうでもいいコトだけど、わかる気がするわ。」

有名なブルース・リー師範の言葉を借りるのがもっともふさわしいと思われる。

「Don’t think!!feel!(考えるな。感じるんだ)」

私もなんとなくわかる気がします。

では、一体どのようなものに「萌え」を感じるのか。
世間一般にありふれた「萌え」をいくつか画像を交えて紹介したいと思います。

●メガネ属性


男性にとっても女性にとっても、紳士にとっても腐女子にとっても重要な萌えアイテムである。

メガネをクイッと上げる仕草はもちろんのこと、メガネをかけたまま寝てしまいメガネがずれた状態の寝顔がたまらないなどメガネを状態も含まれたものが挙げられます。
また、メガネをかけた状態に意味があるとのこと。
実は私は眼鏡属性をもっていないのでなんともコレ以上の魅力を語るには力不足です・・・。



さて、気を取り直してもう一ついきましょう!

●萌え袖


萌え袖とは、上着などの袖部分が長過ぎて、着用者の手の甲(もしくは手全体)を覆ってしまっている状態を指す。
甘えんぼ袖なんて呼ばれ方もあるとか。

その人物が大きなサイズの衣服を着ている、あるいはそういうデザインの衣服を着用しているという状態。イラストやアニメでは「袖口から指だけ出ている」、「完全に手が隠れてしまっている」ものが多い
実際現実からみたら邪魔になるだけだが、あえてその袖をめくらないで可愛らしさや仕草をさらに引き立てるという効果がある。



ちなみにこの萌え袖には起源があり、それはなんと平安時代にまで遡ります。
女流作家の清少納言は、「枕草子」で次のような記述を残している。

いみじう白く肥えたるちごの二つばかりなるが、二藍の薄物など、
衣長にてたすき結ひたるがはひ出でたるも、またみじかきが袖がちなる着てありくもみなうつくし。

有名なにちゃんねるのコピペによるとこういうことらしい。

二歳くらいの子供が服の裾を引きずって部屋から出てくるのはタマラン。
袖が長すぎて指先だけちょっと出ているってのもピンポイント萌え。

なるほど、歴史のある萌え要素だったのですね。

さて、お次は少し変わった萌え要素です。

●のじゃロリ


ロリ属性というものがものがあるのはご存知でしょうか?
ロリータの略称で、幼女及び少女のことを指します。
では、この「のじゃロリ」とはいったいナンジャラホイ。

簡単に言うと、語尾に「~なのじゃ」とか「~しておる」とかつけたり、自分のことを「わし」「わらわ」とか呼んだりする古風な喋り方と外見の幼さのギャップがたまらない、いわゆる追加オプション付きのロリである。

ところで、鳥取県や岡山県などの中国地方東部の人は語尾に「じゃ」を付けるらしい。
少女たちももちろんつけるらしい!
・・・といういうことは、この「のじゃロリ」という萌え要素は架空の存在ではなかったということである!
ただ、さすがに「わし」とか「~しておる」とかは言わないみたいなのだが、のじゃロリなのには変わりない!!

いいぞ中国地方東部!!!



…とまあ三点ほど上げていくとキリがないので今回はこの程度で終わりたいと思います!
みなさんも、自分だけの「萌え属性」を探してはいかがでしょうか・・・?

高間