こんばんは。
ダイナマイトドリームスター 歌舞伎町の☆です。
アイキャッチ画像の文庫本は、「地図で読む世界史の謎50」という
ムック本なのですが、こういったコンビニやキヨスクなどで売っている、
寝る前とか風呂に入って簡単に読める本が好きで、たまに酔った勢いで買ってしまいます。
この地図で読む・・は「東方見聞録は捏造だった」とか「沈没したタイタニック号は実は違う船だった」とか、
史実っぽい話から、なかなかのファンタジー話など、玉石混淆で楽しいのですが、
その中にあった
「悪魔」と恐れられた凶暴騎馬民族フン族の正体
ゴート族などの、ゲルマン民族の大移動を引き起こした原因とされる、
4世紀ごろのフン族の西進ですが、この本でもフン族の正体はもちろんわかっていません(笑)
中央アジアのステップ地帯からやってきた騎馬民族というのは有力らしいのですが、
それが中国の匈奴(きょうど)だったのか、モンゴル系なのか、はたまたトルコ系だったのか、
今でもはっきりとは分からないそうです。
そりゃ日本の歴史にあてはめてみたら、各地の豪族たちや、大陸系の民族が小競り合いをしていた神話時代のことですから、
無理もありません。
フン族は自ら顔にキズをつけて、刺青のようにしていたという文献は残っていて、
この風習は古代中国の海洋民族や、その影響を受けた古代日本でもみられ、そうすると匈奴じゃないかと思うんですが、
まぁはっきりしないところにロマンがあるのかなーと思います(笑)
これはモンティ・パイソンの「アッチラ・ザ・フン・ショー」の中でのアッチラ大王(笑)
ローマ帝国を中心にした当時の西欧人たちは、女性にも子供にも容赦しなかった、
フン族達に恐れおののき、恐怖の存在でしかなかった蛮族の王、アッチラ大王が、
60年代ごろのアメリカのホームドラマよろしく、奥さんいっしょに散歩したり、
家族でブランコに興じている姿がなんともナンセンスで笑えます。
お土産は生首ですけど(笑)
最後はなぜかモンティ・パイソンになってしまいました(笑)
本日はここまで。